劇場紙風船 おふろ場


SWITCHonExcite劇場紙風船に書いた記事の、おまけページです
観たもののリストや各種思いつき、特集記事などは大福帳に載せています

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2006-12-25-Mon-22:56

クリスマスカード/2006年の劇場紙風船 その2

xmasgentlemen.jpg

この記事は、クリスマスカード/2006年の劇場紙風船 その1の続きです。

SWITCHonExcite劇場紙風船に載せた記事について、また身体や舞台を観るという行為についてふだん思っていることを、全3回で書きます。

…いくらなんでも、スポーツはパフォーミングアーツではなく、芸術性のあるスポーツは芸術でないことぐらいは知っています。その上でなお、

アスリートの秩序立てられた身体
大変研ぎ澄まされているけれど、くっつけたりぶら下げたりしているものがたくさんある身体
観る側のニチャニチャした主観が立ち入る隙のないヒッティングの瞬間の動き
(テニスで)ボールをヒットする音は、選手のゲームの組み立てでわずかに変わる。それに気づくと、より攻めている選手が「こう変化させたい」と思っているリズムが、ボールの軌道やスピード(目)で確認する前に少しずつ感じられるようになる。実際に組み立てが成功した時に起こるリズムの変化は、もうとてつもない即興
(テニスで)スロー映像の助けをかりると、細かい必然がいくつも交錯する信じられない世界に近づける

なんて、やはり興味がつきないです。

サッカーは現場での体験がない分、自分のダラダラした意識の流れを汲んだ記事になりました。W杯で思いがけず観られたドラマティック・バレエのチープなパロディから、あれやこれや経て、最後はイスラム文化圏の話とプティパの『ライモンダ』へ。こうやって振り返るとバレエに戻ってきていたようです。

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SWITCHonExciteでは取り上げませんでしたが、プロレスを初めて観た時に感じた、芝居小屋に通じる強烈な薫りも忘れられないです。
観客の掛け声・ブックとアングル・レスラー。3つの関係の緊密度は、今の歌舞伎座の大向こう・松竹・役者のそれを凌駕していました。仮に興行は結果のわかっていることだとしても、事前の取り決め、駆け引き、仕掛けなどはリアルです。それがどう進行するのかは、リング上の身体を観ないとわからないことです。
いつもうまくかみあった興行ばかりではありませんでしたが、あのエンタテイメントの黄金トライアングルに、また遭遇したいという気持ちもあります。

スポーツやプロレスの身体についてそういう見方をしていると、今度は

芸術やエンタテイメントにおける、音楽と身体のとても開かれた関係
アスリートとは異なる秩序のある身体
秩序という伝統的でメソジカルなものとは質を異にする身体

つまり舞台で観られる身体のいくつかですが、こっちはこっちでなんて可能性があるんだろうという興味に繋がってきます。
どっちかに肩入れするとかではなくて、デュアルにどんと面白さが開けてくるのです。

そのほかに、舞台を観てきて自分に何が言えるかというと、今のところたった三つしかないような気がします。…続く

クリスマスカード/2006年の劇場紙風船 最終回へ

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