劇場紙風船 おふろ場


SWITCHonExcite劇場紙風船に書いた記事の、おまけページです
観たもののリストや各種思いつき、特集記事などは大福帳に載せています

--------------:--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【 スポンサー広告 】

2006-04-17-Mon-22:55

雑誌SWITCH インタビュー

インタビューの内容が引用つきで、下記サイトに紹介されました。
インタビュアーとしては、望外の喜びです。
主宰の皆さま、ありがとうございます。

うめ吉/06年2月号
檜山うめ吉情報 「SWITCH」2月号

本多一夫/05年5月下北沢特集号
PDF版《陸這記 Crawlin' on the Ground》
下北沢の記憶?踏切と猫と文学とカトリック教会と(197頁)


インタビュー当時のことなど

 本多一夫さん

そういえば浅草にあるアサヒビールの黄金シンボル(ちょこっと前にコンビニの文房具デザインで見かけたフィリップ・スタルク作)って、本多劇場のをビョーンと伸ばしたみたいだ。
そんなことを考えながら事前準備の4日間、本多さんや劇場の記事を調べていると
ハートウォーム+気取らない街+表現したい若者
紹介系媒体の、三種の神器を揃えたソフトなまとめに少し困る。今回は1軌跡 2街の魅力 3再開発問題 という聞くべき柱があるので、多分1時間はあっという間だろうなと思いながら、劇場に向かった。

周囲から「ドンだよードンだぜ?」と聞いていたが、本多さんはほんとにドンだった。
下北沢に劇場を建て始めた時は、盛り場でもないのに客なんか来ないとずいぶんバカにされたという。実は劇場より前に始めたのは俳優養成所で、その後ずっとプロデュース・ロングランを理想に置いた試行錯誤が続いたり、人がやらないことをやりましょうというビジネスの手法に関してだけではなく、演劇に照らしてとても正統な試みをしてきたんだなと思う。

創造的で斬新な提案をし続けた事実。そして簡単に解決できない問題に向き合ってきたことが、そのまんま本多さんの軌跡であり未来へ繋がっている。これを記事で出せたらいいなあと思った。

聞き手を引きつける本多さんの魅力的な話し方や、つかみのギャグ「僕は三流のスターだったからサンスター」を含めて、全体が練り上げられた話芸になっている感じがした。私経営の小劇場のケーススタディになる新しい話を求めるのであれば、データを出して当時の図面や計画書を見ながら話を伺いつつという方が、新しい言葉をより多く聞けるのかもしれない。私の聞き方が未熟でがちがちだったことを、ものすごーく上の棚に上げればだが。

記事の書き方は、まとめすぎるとロボトミーみたいになるので気をつけないといけない。
掲載号には、下北沢の曲という特集があった。聞かれてないけど考えてみる。
一瞬、トムウェイツの「CONEY ISLAND BABY」と思ったがやめる。
飛ばして走る間、ほとんど鳴りっぱなしだったロマンスカーの※ミュージックホーンがいい。聞く方も鳴らす方もそれを振動させる空気も、いろいろ素朴だった気がする。小さい頃この近辺に住んでいたのだが、分別や知識というものがあまりなかった頃の、美味しかった食べ物とか電車の音とか、五感の底に埋まっている記憶がメインだ。成長していたら記憶も違うのだろう。
※ミュージックホーンは50000形「VSE」で、少し復活している。詳しくは…
小田急ロマンスカーの中でミュージックホーン搭載車は?
小田急新型ロマンスカー 密着!小田急50000形VSE誕生の記録/運転台展望

 桧山うめ吉さん

以前から興味があって、アルバムを聴いていた。
松井須磨子とかあのへんの近代演劇史は元々学校で習っていたし、今回新たに明治歌謡史なども頭に入れていったが、それでもまだまだ足りないなあと思う。
遊びというか間接的な資料を見る時間もそんなになくて、実際に有効だったのは映画『虎の尾を踏む男たち』ぐらい。

うめ吉さんが好きだと言っている、大河内伝次郎の切れる身体を見直していこうと手持ちのライブラリを見たら、なぜか大河内ものだけがない。レンタルですぐ手に入った『旗本退屈男』は、登場したと思ったら忍者に襲われ、あとは布団の中でゴニョゴニョ世を憂う役。なんか魅入られてしまったようなこのロスはいたかった。

インタビューで一番記憶に残っているのは、やっぱり音だ。記事の中にも書いたが、硝子のベルが鳴ってるみたいな声に、やわらかいためをつくる鼻濁音。それからちりちり揺れる簪の音も。

新内鶴賀流十一代家元、鶴賀若狭掾師匠が見事な鼻濁音だったので、驚いて正直にそう言ったことがある。師匠によれば、出身地によっては大変苦労するそうだ。
スポンサーサイト

【 雑誌SWITCH/劇場紙風船 全般のこと 】

HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。